民主党が自信満々に「派遣法改正案に反対しました!」とリリースしている内容があまりにもお粗末なので一応突っ込んでおこう。
まず、 西村議員。
均等待遇の実現には解雇や賃下げなど、正規雇用の側の痛みを伴う必要があるんですが、それをもっともイヤがってるのはどこの党でしたっけ?
あと「新たな雇用が決まる前に3年で派遣が終了してしまう」のを心配するなら、民主党や共産党がこれまで強硬に主張してきた3年で直接雇用という3年ルールを廃止すればいいんじゃないですかね?
派遣を減らせば正社員が増えるっていうロジックはなんなんですかね。少なくとも民主党政権下では派遣を減らしたらパートやアルバイトが増えただけで正社員は相変わらず減少というオチだったわけですが。民主党政権下で立ち上げられた「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」(厚労省)は「パートや契約社員を中心に非正規雇用労働者は増加を続けており、派遣労働だけ規制しても意味が無い」って総括も出してますね。ニワトリじゃないんだから、自分たちの失政からちゃんと学習してください。
あの、すぐ上で「期間制限を守れ!」ってご自身で言われてるんですけど。貴殿には難しいのかもわかりませんが議員バッジつける以上、頑張って5分くらい昔のことは覚える努力をしましょう。
次、中島議員。
って、いや実際企業側としてはそんな後付で「おまえの会社はルール違反だったから直接雇用ね」なんて言われたら商売にならないんですよ。たとえば意図的に契約以外の業務を担当して「専門26業務の枠を超えて仕事をしていました。以後は直接雇用にしてください、で5年経ったら正社員にしてください」なんて言われたらそうせざるを得ない状況である以上、企業としては事前に対策しておかないといけないわけですよ。自分の発言の前半と後半でさえ論理が一貫してないような適当なこと言ってるだけで税金からたっぷりお金がもらえる野党議員とは違うんですよ民間企業は。
それから西村議員にも言えることですが、「派遣=女性が多い=セクハラ、パワハラもやられ放題に違いない」っていうステレオタイプはどうなんですかね。少なくとも筆者は派遣社員でそういう被害に苦しんでいるというケースは知りませんね。一度だけセクハラを受けたというケースを見たことがありますが、女性本人が自分で速攻で派遣会社にクレーム入れて派遣先をチェンジさせていました。
筆者の経験でいうと、セクハラやパワハラの被害が集中するのは圧倒的に正社員です。彼らは逃げられないので。サービス残業なんかもそうで、間に派遣会社が入っている以上、派遣社員にサービス残業なんて普通はさせられないので、一般的な企業では「派遣は定時で返して、残務は正社員がサービス残業で対応」という企業が多いですね。本当に民主党の議員は実情を理解しているんでしょうか。
そして、元社民党の阿部議員。
だから3年ルール廃止すれば(ry
以上のように、パッと見ただけでもわかるほど支離滅裂な論調で、よくもまあこんなもんで胸張って退席できたなと感心する。おバカすぎてテスト途中退席する中学生みたいだ。とはいえ全体的に見ると「終身雇用って素晴らしい、私たちはこれからも全力で既得権を守ります」というほとばしるような熱意にあふれているので、連合的にはこういうので「おーよしよし」という感じなのかもしれないが。
(あんまりいないとは思うけど)派遣労働者で民主党を応援しているという人がいれば、よくよく考えた方がいいというのが筆者からのアドバイスだ。貴重な一票、現実は変えられないとしても、みすみす敵に恵んでやる理由はないだろう。
まず、 西村議員。
「均等待遇の確保がないまま、派遣受け入れ期間の制限を事実上撤廃するという、臨時的・一時的の原則に反するもの。キャリアアップ措置は全く実効性がなく、新たな雇用が決まる前に派遣が終了してしまうのでは雇用安定措置と言うことは到底できない」
均等待遇の実現には解雇や賃下げなど、正規雇用の側の痛みを伴う必要があるんですが、それをもっともイヤがってるのはどこの党でしたっけ?
あと「新たな雇用が決まる前に3年で派遣が終了してしまう」のを心配するなら、民主党や共産党がこれまで強硬に主張してきた3年で直接雇用という3年ルールを廃止すればいいんじゃないですかね?
「期間制限を事実上撤廃し、正社員を減らし、派遣労働者を増やす本法案は、若者の将来を狂わせる。正社員の求人が減り、正社員になることを希望しても、一生派遣で働かざるを得ない若者を増やすことになり、子や孫の世代に禍根を残す」
派遣を減らせば正社員が増えるっていうロジックはなんなんですかね。少なくとも民主党政権下では派遣を減らしたらパートやアルバイトが増えただけで正社員は相変わらず減少というオチだったわけですが。民主党政権下で立ち上げられた「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」(厚労省)は「パートや契約社員を中心に非正規雇用労働者は増加を続けており、派遣労働だけ規制しても意味が無い」って総括も出してますね。ニワトリじゃないんだから、自分たちの失政からちゃんと学習してください。
「本法案により、専門26業務で働く派遣労働者のうち有期雇用の約40万人(うち8割は女性)に、新たに3年の期間制限がかかることになることで、3年後に多くの派遣労働者が雇い止めにあうことが懸念されている」
あの、すぐ上で「期間制限を守れ!」ってご自身で言われてるんですけど。貴殿には難しいのかもわかりませんが議員バッジつける以上、頑張って5分くらい昔のことは覚える努力をしましょう。
次、中島議員。
10月1日とは2012年改正で導入された「労働契約申し込みみなし制度」が施行されるタイミング。これが施行されると専門26業務に該当しない業務をさせているケースなどで3年を超えて派遣労働者を使った企業は、その派遣労働者を直接雇用しなければならなくなるため、厚生労働省は経済界や人材派遣会社の不安感をあおって今回の法案の早期成立を訴えていた。
って、いや実際企業側としてはそんな後付で「おまえの会社はルール違反だったから直接雇用ね」なんて言われたら商売にならないんですよ。たとえば意図的に契約以外の業務を担当して「専門26業務の枠を超えて仕事をしていました。以後は直接雇用にしてください、で5年経ったら正社員にしてください」なんて言われたらそうせざるを得ない状況である以上、企業としては事前に対策しておかないといけないわけですよ。自分の発言の前半と後半でさえ論理が一貫してないような適当なこと言ってるだけで税金からたっぷりお金がもらえる野党議員とは違うんですよ民間企業は。
それから西村議員にも言えることですが、「派遣=女性が多い=セクハラ、パワハラもやられ放題に違いない」っていうステレオタイプはどうなんですかね。少なくとも筆者は派遣社員でそういう被害に苦しんでいるというケースは知りませんね。一度だけセクハラを受けたというケースを見たことがありますが、女性本人が自分で速攻で派遣会社にクレーム入れて派遣先をチェンジさせていました。
筆者の経験でいうと、セクハラやパワハラの被害が集中するのは圧倒的に正社員です。彼らは逃げられないので。サービス残業なんかもそうで、間に派遣会社が入っている以上、派遣社員にサービス残業なんて普通はさせられないので、一般的な企業では「派遣は定時で返して、残務は正社員がサービス残業で対応」という企業が多いですね。本当に民主党の議員は実情を理解しているんでしょうか。
そして、元社民党の阿部議員。
専門26業務を廃止し、受け入れ期限が一律最長3年になることにより雇い止めとなり職を失う人が出ること、そのための具体的措置として政府が主張する雇用安定措置には実効性がほとんどないことをあらためて問題視。安倍総理に対し、「今専門26業種の方々の不安がどれだけ増大しているかを認識してもらいたい。派遣労働者の立場を共感し、働く者の立場を守っていくという政治でなくてはならない」と求めた。
だから3年ルール廃止すれば(ry
以上のように、パッと見ただけでもわかるほど支離滅裂な論調で、よくもまあこんなもんで胸張って退席できたなと感心する。おバカすぎてテスト途中退席する中学生みたいだ。とはいえ全体的に見ると「終身雇用って素晴らしい、私たちはこれからも全力で既得権を守ります」というほとばしるような熱意にあふれているので、連合的にはこういうので「おーよしよし」という感じなのかもしれないが。
(あんまりいないとは思うけど)派遣労働者で民主党を応援しているという人がいれば、よくよく考えた方がいいというのが筆者からのアドバイスだ。貴重な一票、現実は変えられないとしても、みすみす敵に恵んでやる理由はないだろう。
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【かつて橋下徹氏と縁があった大前研一氏 支援諦めた経緯語る(NEWS ポストセブン)- Yahoo!ニュース】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150620-00000017-pseven-soci
(大前)以前から私はずっと「無駄な喧嘩はやめたほうがいい」と、橋下氏に忠告してきた。しかし、次第に聞く耳を持たなくなり無意味な“場外乱闘”を繰り返した。
(大前)橋下氏は、大阪府知事になるまで大きな組織を率いた経験がなかったから、あちこちで余計な喧嘩を吹っ掛けてはトラブルを起こし、大阪市長としての本来の役割を果たせなく なってしまった。
けど、そうやって気に入らない奴を思いっきりぶん殴って!ケリ入れて!地獄のどん底に叩き落としてやったらさぞかし気分爽快に違いない。
かっの都知事選の時に劣勢を指摘されて烈火のごとく怒った大前研一も喧嘩すればよかったのに。城さん喧嘩するよ。