今週のメルマガ前半部の紹介です。昨年あたりから、twitterのトレンド欄に特定の政治色の濃いメッセージが表示される機会が増えたように思います。たとえばこんなのが代表ですね。

#検察庁法改正案に抗議します
#スガやめろ

妙だなと思うのは、twitter以外ではまったくそんなこと口にしている人を見たことない点ですね。いや、そりゃ国会前でデモしてる人達の中にはいるんでしょうけど、普通に生活してる中でいませんよね?少なくとも筆者は一人も見たことないです(笑)

実生活では誰も言ってないような特定のメッセージが、なぜにSNS上ではトレンドになってしまうのか。リベラルと呼ばれるグループを理解するいい機会なのでまとめておきましょう。


リアルでデモができない理由

結論から言えば、すでに複数の識者が指摘しているように、それらはトレンド入りしやすいタイミングを狙って一部のグループが集中的にRTすることで人為的に生み出されたものです。

【参考リンク】#スガやめろ というハッシュタグはなぜトレンド入りしたのか

最近はより具体的なアクションも丸裸にされつつあり、一人で170回もRTしている猛者まで確認されているようです。てか相当ヒマなんですね(苦笑)



本来リベラルというのは革新主義が売りであり、社会保障制度などを改革してよりよい社会に変えていこうというスタンスです。当然ながら主な支持層は若者であり、今までのスタイルを変えたくない中高年はどちらかというと保守よりというのが定番です。

実際、団塊世代が学生運動していたころにはそうした図式でした。

でも、今の日本のリベラルってたまに国会前で集会やってるのなんかを見ると明らかに60代以上の高齢者がメインですね。しかもどうみてもお金持ってなさそうな。共産党についてはOBも高齢化と(党員の自然死による)党員数の減少を認めています。

【参考リンク】「赤旗」100万部割れで異例の声明


要するに、本来は革新を求める若者たちだったはずが、いつのまにかあらゆる改革にイチャモンつけて反対するだけの老人守旧派になっちゃってるんですね。しかも同世代内でも少数派という。

リアルでデモやっちゃうと、この不都合な事実が赤裸々になってしまうわけです。そんな彼らにとって“twitterデモ”は「イケてる意識高いグループ」を演出できる最後の砦と言っていいでしょう。

というわけで、未来あるビジネスパーソンはtwitterのトレンド欄だけで目にする「聞いたことない政治メッセージ」はスルー推奨です。人生詰んだ高齢者の愚痴くらいに考えといてください。


あ、最後に芸能人のみなさんへ。「あたし、全然政治とかわかんないけどコロナ禍でやることないから流行りのトレンドに便乗して喝采浴びちゃおう♪」みたいなノリでたまに食いついてる人いるんですけど、ガス充満中の家屋にたいまつ抱えて飛び込むようなものなのでやめといた方がいいです。

というか、その“トレンド”を生み出しているのは、客商売的に一番相手にする価値のない層だと思いますね。コミットするなら若くて金も時間もある方にいきましょう。

そういう意味でサッシーはさすがにわかっておるなという印象です。

【参考リンク】指原莉乃さん、きゃりーぱみゅぱみゅにネットリテラシーを叩きこむ





以降、
「消費税引き下げ」や「給付金おかわり」で本当にトクをするのは誰か
上野先生の例のアレは高齢守旧派による若年層への勝利宣言






※詳細はメルマガにて(夜間飛行)






Q:「業務委託の動きは広がるでしょうか?」
→A:「確実に広がるはずです」



Q:「過去の懲戒処分は転職で不利になりますか?」
→A:「不利にはなりますが……」






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